トヨタ 問題解決

問題解決の一連の流れ【トヨタ式の問題解決ひととおりパック!】

トヨタ式の問題解決、なぜなぜ分析の一通りの流れとそのやり方を知りたい方に向けて一連の流れをまとめました。

一通り読めば、考え方はわかると思います。

これを読みながら何度か実践してみれば、問題解決を身につけることができます。

読んで、自分でやってみて、わからないところは再度確認してやり直す。

実際にやってみないと身につかないところもあります。やってみてください。

 

問題解決の流れ

問題解決

一連の流れは、8つのステップに分けられます。


(1)問題発見 → (2)現状把握 → (3)目標設定 → (4)真因分析 →
(5)対策立案 → (6)対策実施 → (7)結果評価 → (8)定着展開

 

問題解決の8ステップ

(1)問題発見

あるべき姿を想定して現実とのギャップを問題ととらえて、あるべき姿を実現していきます。

問題の発見の方法については、下記の記事に記載してありますのでご参考に。

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(2)現状把握

問題となっているのは「どこ」なのか問題の絞り込みを行います。

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(3)目標設定

発見して絞り込んだ問題に対し、いつまでどこまで達成するかの目標を設定します。

その際は、「重要度」「緊急度」「拡大傾向」を考慮し、優先度をつけて対応していきます。

 

(4)真因分析

「なぜなぜ分析」で、なぜなぜは5回繰り返す、といわれているものです。

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(5)対策立案→(6)対策実施→(7)結果評価→(8)定着展開

真因の分析まで完了したら、あとは対策から評価です。
改善結果の組織定着のために、定着、展開、そして次のステップに向けたPDCAをまわすことは忘れずに実施します。

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資料整理について

 

問題解決については、流れに従い、A3の資料にまとめます。

トヨタ問題解決A3

一枚のA3にまとめるのは、ひと目みてわかるように全体を把握できるようにという考え方ですが、他の人への説明を考えて、問題解決の流れのままに、プレゼン用の資料(パワーポイント等)にまとめることもよくあります

パワーポイントの枚数目安
(0)表紙   1枚
(1)問題発見 1枚程度
(2)現状把握 2~3枚程度
(3)目標設定 1枚
(4)真因分析 1~2枚程度
(5)対策立案 1枚
(6)対策実施 1~3枚程度
(7)結果評価 1枚
(8)定着展開 1~2枚程度

表紙をいれて、10枚~15枚です。もちろん、上記は15分程度の説明用の目安で、実際の説明時間や内容に従って、枚数は増減させればいいと思います。

プレゼン資料の流れを考える一つのパターンとして覚えておくと、ストーリーを考える時に重宝します。

以上、今回はいままでの記事をまとめてみました。

 

いろいろな場面で使えますので、興味があるかたは、やってみることをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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